貪欲さとひたむきさ
ハイキュー
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すごく好きで、嵐休止後に初めてハマったアニメの一つです。
私ね、運動音痴で、体育やスポーツに無縁で、興味なかった世界だったのですが、このアニメをきっかけにバレーボールというルールを知り、面白さを知り、バレーボールの試合を見る時いつも楽しいです。
私の中で、唯一スポーツのルールを知ってる球技となりました。
特にセッター。
試合を見るたびにセッターに注目するようになりました。セッターって頭が良くて、視野が広くて、尚且つ技術力も備わって、忍耐力も試されるポジションで、セッターが誰になるのかでチームの雰囲気だいぶ変わることは、ハイキューを見て知りました。
最初は、烏野高校を応援しながら見てたけど、
見返すと、敵チームも応援したくなるというか、敵チームの心情も丁寧に描かれてるので、
今ではどのチームも好きですね。
特に好きなのは、青葉城西と稲荷崎ですかね。
稲荷崎の北さん。
泣きましたわ、北さんに泣きました。
ずっと地道にやってきたものが報われた瞬間。
あそこにはもう泣きました。
青葉城西の及川さんも好きなんですよね。
天才セッターがいる中での葛藤。
周囲から見たら十分備わってる素質を持ってるのに、自分から見たら、影山には勝てない。どれだけ努力したって天才には勝てない。そのプライドとプレッシャーとの狭間がリアルで好きです。
これだけ語っても…
好きなのは、日向くんなんですけどね。
日向の素直さとまっすぐさが好きなんですよね。
私の目の前に影山みたいな人がいたら、話しかけられないだろうし、人を寄せ付けないオーラには、どう距離感を詰めていけばいいのか分からないと思う中で、、
日向のコミニュケーション能力の高さにすごいなと感心してしまう。
社会人になったからこそ余計に思ってしまう。
上手くなりたいと思う気持ちが先立って、コミニュケーションの億劫さが気にならないくらい貪欲に突き進む姿にどんどん惹かれていきました。
稲荷崎戦のレシーブは、泣きました。
今までの成長過程を日向と一緒に見てきたからこその感動がそこにはありました。
私もどちらかといえば人を寄せ付けないオーラを出してしまう人間の方でね。
(人を寄せ付けない人と話せないと言っといて、矛盾してるんですけどね笑)
私の中では、無感情だったり、好きなことを考えてるだけなんだけども、相手からは、話しかけにくいや何を考えてるのかわからないと思われてしまう。
過去に人間関係トラブルを起こしてしまい、自分の中では、無意識に警戒してしまってるところがあると思ってます。
人を寄せ付けない人の問題点は、
どう相手に話せばいいのかわからないのよ。
自分の世界を大事だと思い込んでしまう。
自分の世界が一番安全だから。
もう傷つきたくないから。
もう相手に裏切られたくないから。
影山は、中学時代コート上の王様になってしまい、裏切られてしまった。傷ついてしまった。
バリアが大きくなり、言葉を選ぶようになってしまった。自分だけの世界が居心地がいいと思い込んでしまった。
だから自分だけで勝つ。自分だけの強さで相手と渡り合おうと思ってる。
その時に日向の何気ない一言。
それ中学の話でしょ?
俺にはちゃんとトス上がるから別に関係ない。
これすごく救われたと思うんですよ。
過去のこと知られて、また人に裏切られてしまうと思ってしまった中で、勇気づけられたし、自信がついたと思うんですよ。
だから、私…
影山の気持ち、すごくわかるんですよね。
私が日向が好きなのは、
こういう欲しい言葉を素直に何気なく言ってくれるところかもしれないな〜
って。
影山が日向を見る目が変わったのもそのシーンだったから。リアルにわかるなぁって。
影山の中で無意識に日向は大丈夫だと裏切らないと思ったんだろうなぁって。
うん、このアニメ好きですね。
キャラクターの心情が細かく描かれてるからこそどのキャラクター視点にも寄り添えられるというか…温かいアニメですね。
映画楽しみにしてます!!
独り言でした!